佐藤 衛（さとう まもる）
母親の作ってくれた思い出のシュークリームを作る為に、パティシエを目指す主人公の衛。だが、ひょんな事から女子専門のパティシエ学校である不動洋菓子学校に女装して通う羽目に。大人しい性格で意図的なのか、それとも天然なのかボケる事が大好きで、彩香やミチルにさんざんツッコミを受けている。パティシエファイトでは、潜在的な能力を如何なく発揮し様々な困難に立ち向かいつつも、本当に自分が作りたいものを見出していく。
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不動 彩香 （ふどう あやか）
不動洋菓子学校校長「不動 ユリア」の愛娘。いつでも、元気で気が強く、物凄く負けず嫌いな性格。衛が入学した時点で男だと知っている唯一の学生。基礎の遅れている衛に対して、世話を焼き基礎を教え込んでいく。それにより、自分は衛より勝っていると思い込んでしまう。だが、衛の真の実力を知り、ショックを受けてしまい落ち込み、姿を消す。パティシエファイト全国大会で彩香はライバルとして衛の前に現れるのだった。
吉野屋 よしの （よしのや よしの）
彩香の親友。ずっと今まで女子校に通っており、衛に会うまでは会話した男性は父親と親戚のみだけという超が付くほどの箱入り娘。いつも笑顔を絶やさず、おっとりとして優しい性格だが、かなりのドジ。家が老舗の和菓子屋で、許しも得ないで不動洋菓子専門学校に通っている為親との連絡はないままである。その為か物凄く寂しがり屋。みんなで仲良く笑っていられる楽しい洋菓子屋さんを開くことが夢。
竜崎 ミチル （りゅうざき みちる）
不動洋菓子学校一の実力者。資産家の娘でプライドが高く、他人を見下す感がある。周りからは才能があると思われているが、影では血と汗を流す努力で今の実力を勝ち取っている。途中入学を果たした衛に対して興味を持ち、その実力を認めている。校内パティシエファイト決勝で衛と戦い敗れ、衛のサポートとしてパティシエファイト全国大会へと向かう事になる。そこで、永遠のライバル「藤ノ宮 環」と衛を取り合う事になる。
藤ノ宮 環 （ふじのみや たまき）
昨年、パティシエファイト全国大会決勝戦でミチルと優勝を争い勝利を収める。現時点で最強のパティシエである環。しかし、本人にとってパティシエは、料理を極める上で通過点に過ぎず、作り出すお菓子も飾り気がなくパッとしない印象を与えるが、その味は他の誰も寄せ付けない。ミチルは彼女を異様なまでにライバル視しているが、本人は意に介せず。だが、衛の存在により恋のライバルとしてミチルと衝突する事になる。
鬼ヶ島 桃子 （おにがしま ももこ）
伝説の「パティシエ番長」に憧れ、その必殺技をみようみまねで習得しその技を駆使して、各地のパティシエ養成学校を「道場破り」のごとく荒らして回る流しのパティシエファイター。第一部では、不動洋菓子学校に現れ、ミチルに対して勝負を挑もうとするが、衛が戦わされる事になるがあえなく敗退。再び出会ったパティシエファイト全国大会では、スポ根的な修行の日々が衛を襲うのだった。そして、伝説の「パティシエ番長」とも出会う事になる。
会澤 蜜柑 （あいざわ みかん）
パティシエファイト司会者「会澤 司」の妹。幼い頃に両親の離婚により、お互い離れ離れになってしまっている。自分のカラに閉じこもっている事から、物事の良し悪しを的確に冷めた感じではっきりと言ってしまうので友達がなかなか出来ずにいる。パティシエファイト全国大会で衛と出会い、ケーキの採点を求められた蜜柑はいつものように意見を述べたが、衛は怒らずその意見に感謝する。逆に蜜柑は戸惑いを感じ、徐々に心境が変化していく。
佐倉 みつき （さくら みつき）
「佐倉 むつき」の双子の姉。妹のボケに対し、どこからともなく手早くハリセンを取り出し見事なツッコミをかましていく。男として街に繰り出した衛に出会い、死んだ兄の面影を衛に重ねていく。パティシエファイト全国大会で、衛と出会う事になるが女装をしていた為関係が微妙に。パティシエとしての実力は、「ガラスのパティシエ」妹むつきにも匹敵するがその能力を開花することなく妹に対して劣等感を抱いている。そして、その事が自分自身に追い込んで行く事となる。
佐倉 むつき （さくら むつき）
「佐倉 みつき」の双子の妹。実力者でありながら病弱な為、キッチンに１５分しか立てないと言うリミットがあり通称「ガラスのパティシエ」と呼ばれている。自分の不健康をネタにボケをかまして、姉からツッコミを受けるお茶目な面を持っている。時折、大人びた印象を与える。自分をサポートしてくれる姉に対し、姉自身の道を歩んでくれる事を望んでいる。パティシエファイト全国大会で衛に対し、自分達の過去を打ち明け姉を呪縛から救ってくれるように頼む。
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